名うてのナマケモノ

本を読んでスキルアップしようとしても、
自分の場合、
一読しただけではなかなか身につかないなあ、と感じることが多いです。

なので、既に同じような内容の本を読んでいても
今の自分に足りてないと思ったら
似たような本でも、どんどん読むようにしています。

切り口を変えて繰り返し読まないと
なかなか自分に沁み込まないなあ、と思うので。

何かを解決しようと情報やアドバイスを集めるときに、
色んな方に話を聞いてみて
多角的にみつつ、
モノゴトの共通点を見つけたり、
ユニークでも自分の心に刺さることがあれば取り入れるのと同じ感覚です。
(この「人」が「本」という感じ)

数が多いことが良いとは思わないのですが
 多角的にみて分析して
 共通項を見つけて
 自分なりの意見(考え方)を持つ
のが好きなので、このスタイルです。
(好きというか、気付いたらこのスタイルになっていただけかも……)

そんな気持ちで、最近読了したのが
『マンガでよくわかる やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』
 著・大平信孝/作画・河村万理
『やる気ゼロからフローに入る 超集中ハック』
 著・伊庭正康
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ズバリ、悩みは「やる気」ですね。(わかりやすい)

まず、コチラ。
『マンガでよくわかる やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』

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漫画なので、すっと一瞬で読めるのが良いです。

やる気についての悩みがある時って
何かを変えたり、考え方を取り入れたりすることも
億劫になっている場合が多いので
そういうメンタルでも読める、というのが強みですね。

個人的に、身につけたいな思ったコツは、下記。

行動の「とっかかり」さえつけられれば、面倒くさがる脳を動かせる。

一歩踏み出せないときは、試しに10秒だけ動いてみる

仕事中は時間を15分単位で区切る

37つもコツがあるので、時と場合でしっくりくるものが変わるかもです。

 

 

 

次に読了したのが
『やる気ゼロからフローに入る 超集中ハック』

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ハックは3種類のカテゴリーに分かれていて
それぞれの切り口で紹介されています。

 ・習慣ハック
 ・タスクハック
 ・環境ハック

個人的に参考になったと感じたのは、習慣ハックが一番多かったです。

× マルチタスク
〇 シングルタスク

いつからか、
「できるだけマルチタスクで物事をこなすのはやめよう」という考え方を持っているのですが
「タスクスイッチング」(ふとした刺激で少しだけ他のことに取り組む)のが良くない、という話が参考になりました。

南カリフォルニア大学の研究では、
気を取られるのは、たった0.1秒。
しかし、もとの集中力に戻るのに23分はかかるとの検証が得られています。

マルチタスクをするのをやめよう、だけでなく
根本的にタスクスイッチングをできるだけしないように意識したいと思います。

 

行動レベルまで「ゴール」を具体化する

 

アメリカの心理学者ロックが提唱した「目標設定理論」は参考になります。
この研究では、”ベストを尽くせ”といった「曖昧な目標」より、「具体的な目標」を設定した方が、難易度の高いことでも完遂できることが確認されているのです。

 

着手する前に「いつ」「何をする」まで決めれば、達成率が上がる。

こちら、最近になって、結構意識していたことでした。
会社だけでなく、プライベートでもスケジュール管理をしているのですが
時間割に「何をする」というのを、行動レベルの内容で書くようにしています。

 

5時間ずっと集中したいなら
「ポロドーロ・テクニック」

 

「ポロドーロ・テクニック」

25分の作業をし、5分休憩。これを4回繰り返した後で、20~30分の長い休憩をとる。

「ポロドーロ・テクニック」は初めて知ったので、実践してみたいと思います。

 

へこたれやすいなら「あと5分」を習慣にする

「GRIT」やり抜く力のこと。成功体験の繰り返しで強化される。
「へこたれそう」になったら、5分続けることで、集中力が鍛えられる。

私、へこたれやすいので、参考になる(笑)

仕事が面白いのではない。仕事は面白くするもの。
どんなに面白くない仕事でも、「楽しく(T)」「簡単に(K)」「効果の確認(K)の3拍子で、面白くできる」

最近の自分の課題です。

佐久間さんも、似たようなこと仰っていたなぁ……

↓『ズルい仕事術』の感想記事↓

ayapro.hatenablog.com

 

「おわりに」の中にも、興味深いお話が。

本を読んだだけで、人生が好転するほど、社会は甘いものではない。

「読書」による学習定着率は、たった10%しかないそうです。
では、学んだことをどうすれは身になるか。
その解決策は

「実践する」こと、これだけです。

肝に銘じて。

 

 

 



ではでは。