久しぶりに漫画を大人買いしました。
『カモのネギには毒がある』
甲斐谷忍
原案 夏原武
『ブルーピリオド』にハマって以降、
”なんか漫画読みたい欲”がふつふつと湧いてきて、
「ゼブラック」という集英社さんのアプリで漫画を読むようになりました。
↓『ブルーピリオド』にハマった話
色々な漫画アプリがある中、「ゼブラック」を選んだのは、『ワンピース』を再履修しようと思ったため。
(結局、『ワンピース』は空島の途中で止まってしまいました。『ワンピース』はもう、毎日ちょびっとずつ読むのではなく、人生のどこかで1週間くらい休みを取って一気に読みたい)
「ゼブラック」にハマったのは、往年の名作がほとんど無料(1日1話)で読めるところ。
『俺物語!!』『ボボボーボ・ボーボボ』とか……
昔読んでいたけど完結まで見届けれなかった作品を読めるのが素晴らしい。
ボーボボは、今読んでも全く理解できないからすごい(褒めている)。
あと、『ハンターハンター』をカラーで読めたり。
『約束のネバーランド』『推しの子』等、最近の作品は終盤は有料だったりするのですが、無料で読める話がたっぷりとあって、試し読みレベル以上に楽しめます。
往年の名作をパラパラと読みつつ、気になった作品を色々と読んでいたら、
『カモのネギには毒がある』
に出会いました。
「なおちゃんって……馬鹿だよねええええええええ!!!!」
でお馴染み(?)の『LIAR GAME(ライアーゲーム)』の甲斐谷先生の作品ということで、まず面白さは間違いないと思って読んでみたら、超面白い!!
4巻分くらいはアプリで読んでいたのですが、基本的には本は紙で読みたい派なので一気に大人買いしました。
(あと、無料で楽しませていただいているので、応援出来るところは応援したい謎のファン心理)
ちなみに『LIAR GAME』も「ゼブラック」で配信されています。
『LIAR GAME』はドラマと映画しか観ていなかったので、今になって初めて漫画原作を読んでいます。
フクナガユウジ……キノコ頭(おかっぱ)の印象が強かったのですが、原作だと全然違う見た目だったのですね。
ドラマでのフクナガユウジの
「なおちゃんって……馬鹿だよねええええええええ!!!!」の印象が強くて。
私的には、ドラマから入って好きになった作品なので、原作との相違点はむしろ面白いポイントとして感じているのですが、昨今、漫画原作の映像化には色んな方の意見が見られるようになりましたね。
(『LIAR GAME』の頃は、映像化での改変は当たり前に受けとらないといけない時代だった気がする)
『カモのネギには毒がある』にもドラマ化の話が来てそうですが、色んな意味でテレビで扱えるのかな、と気になります。
(ドラマ『女王の教室』が、今の時代に放送できなさそうな印象があるのと同じ理由で、出来るのかな?と気になる感じ)
作中では、世界的に著名な経済学者が、現在の経済を「カモを見つけてそこから金をむしりとるカモリズム社会」としていて、カモられる側を救っていきます。
行動経済学の学者が経済の”バグ”を解決していくお話、という感じかな。
日本語における「経済」の語源は、中国の「経世済民」という言葉だったそうです。
経世は「世を治める」
済民は「民を救う」
Economyにあった日本語がなかったため、人の救うための学問として”経済”と訳したそうです。
けど、今の経済ってそうではないですよね、という観点で、世の中にはびこるカモリズムを斬っていきます。
世の中で起こった事件(出来事)をベースにされているお話もあります。
「行動経済学」の切り口で出来事を分析しているので、勉強になります。
「行動経済学」、面白い。
↓以前、行動経済学の入門書を読んだ話
ではでは。