いつだったか「アメトーーク」で
”漫画大好き芸人”というくくりで紹介されていた
漫画『チ。ー地球の運動について-』。
インパクトあるタイトルだったので、頭に刻まれていて
ある時、機会があったので手にとってみました。
↓購入した経緯(後半に記述)↓
背表紙にあらすじとかも書かれていないので
ほぼ事前情報がない状態で読みました。
面白すぎる。
全8巻で完結。
ネタバレになるので、
サブタイトルの「地球の運動について」以上の説明がしづらいです(笑)
地動説(を通じて真理を探している人達)のお話、、、かな。
続きが気になって仕方ないので、一気に読みました。
「えっ?」って何度思ったか。
突拍子もないサプライズや設定があるわけではなく
最初から大きな情報の塊を渡された状態で読んでいって
進む過程で謎が紐解かれていって
「え、そういうことだったの!?」
「え、そうなるの!?」
と驚きの連続。
1巻の表紙も、最後まで読んだあとに改めてみたら
”ラファウの影”に気づいて、ビックリ。
よく見たら、左上にちゃんと”影の理由”描かれているのに
全く気付いてなかったです。
(ネタバレしていたんだ……!と)
あと、登場人物が、それぞれ自分の人生を生きている感じがすごい。
漫画やストーリーのために存在しているように一切みえなくて、
本当に生きているみたいで、感情、考え方、行動がリアル。
だから、面白い。
非常に完成度が高い作品なので、
作者の魚豊さんは何者!?と気になり、
読み終わったあと、色々調べたら、これまた面白かったです。
地動説の本来の歴史的な立ち位置を知り、
「え!?そうだったの!?」
とまた驚きが広がりました。
そこを切り口にストーリーを構成する着眼点もすごい。
異端審問を受けたガリレオが言ったとされる
「それでも地球は動いている」という言葉が印象に残りやすくて
イメージがついてしまったのかな。
マーケティングもブランディングも、昔からあるものなのですね。
最近は、本屋さんに行くとき、漫画を1巻だけ買ってみることにしてます。
好みもあるので、全部が全部ハマるわけではないのですが。
漫画との出会いは、ワクワクします。
ではでは。